株式会社EIKOH

RC造住宅のメリット

お役立ちコラム — 知らないと損するRC造住宅のノウハウ

狭くても傾斜地でもあきらめないで
~RC造(鉄筋コンクリート造)でつくるこだわりの家~

RC造(鉄筋コンクリート造)で家をつくるということは一般的にはコストが高い選択のように思われますが、実際にはどうでしょうか? 建築工事とはそもそも立地条件や居住者構成など建築計画を取りまく環境の中で個々に最適な構法を検討する必要があります。住宅だから常に木造が優良とは限らないのです。
都市部に多く見られるような狭小地、土地価格は低く抑えられ眺望も素晴らしい傾斜地など、実はこういった難しい敷地条件ではRC造による家つくりが諸問題への解決の糸口になるケースが多くあるのです。

狭小地では誰もが少しでも部屋の広さを確保したいはずです。 住宅では、一定の条件をみたした地下空間は容積率の緩和処置を受けることができ容積率の計算に算入されません。少しでも平面面積を増やす事ができる大きな利点です。

更に、RC造の利点を生かして雑壁を減らし天井を高くとり、ゆったりとした空間をデザインしたり、間口の大きいビルトインガレージを計画したり、地下室を音響効果の高いオーディオルームや音楽スタジオにしたり、重量を気にせず書庫として利用したりと、自由な使い方を可能にします。 また地下室などの地下空間は建物全体の耐震性を高める効果もあり、施工面でも同素材でつくりあげるということからも、基礎工事、地上地下の建築工事、擁壁工事などを一体のものとして検討する事で合理的なコストダウンに繋がります。

狭小地や傾斜地、厳しい斜線制限のある地域で多く採用されるスキップフロアは、 狭いながらも視覚や通風が確保され連続的な空間構成が評価され最近では人気の建築スタイルです。段々状に配置される床面から水平力が不揃いとなり木造では構造計算が難解で非常に高度になるためRC造を検討する事例が増えてきています。

また、木造のような屋根勾配は不要のため屋上の有効活用もできます。狭小地ではなかなか楽しめないガーデニングも屋上で可能となり、また屋上緑化は室内天井付近の断熱効果も高めてくれ、躯体劣化を軽減し有効な利用方法となります。

RC造で家をつくるということは、住まい手の活動の幅を広げ建物全体を無駄なく隅々まで活用できる最良の選択です。狭くても傾斜地でもあきらめずに豊かな居住空間のためにRC造を検討する価値は大いにあると言えます。

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