RC造(鉄筋コンクリート造)ならではのメリットと4つの魅力
住宅に対して、「スクラップ&ビルド」という考え方が根強い日本では、住宅の法定耐用年数も木造で「22年」、鉄骨住宅は鉄骨の厚さにより「19~34年」と言われています。そして、新築される住宅のほとんどが木造、しかも各世代ごとに家を建てるため、ほとんどの方が高額な費用のローン返済に追われ、環境に対しても多大な負荷をかけているのが現状です。
一方、海外のように古い建物を何世代にもわたり有効利用することができれば住宅にかける費用が少なく済み、趣味や余暇を楽しむことができるなど心にもゆとりが持つことができます。
RC造(鉄筋コンクリート造)住宅なら、欧米のような「良いものを後世に残す」という発想を取り入れたスケルトン・インフィル住宅を実現することができます。時代や周辺環境等の変化により変わって行く住居のニーズに合わせ、強いコンクリート躯体はそのままに、内装や設備を変更、更新していく事で、スクラップ&ビルドの抑制と、改修費用の大幅な削減、大切な資産を次世代へ継承することが可能となるのです。
工法による性能比較
工法 | 木造軸組工法 | 木造2×4工法 | 鉄骨造 | 鉄筋コンクリート造 |
---|---|---|---|---|
耐久性 *1 | B | B | A | AA |
耐震性 *2 | B | A | AA | AA |
耐火性 *3 | B | B | A | AA |
遮音性 *4 | B | B | A | AA |
断熱・気密性 *5 | A | B | A | AA |
コスト | AA | A | B | AA |
最適な建築区域 | 住宅地・防火地域以外 | 住宅地・防火地域以外 | 都市部・防火地域 | 都市部・防火地域 |
*1 法定耐用年数によります
*2 住宅性能表示はすべて同一です。主観による評価になります
*3 燃焼による部材の耐火温度によります
*4 室内外・上下階との遮音性能によります
*5 住宅性能表示はすべて同一です。主観による評価になります
お役立ちコラム—知らないと損するRC造住宅のノウハウ
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~RC造(鉄筋コンクリート造)でつくるこだわりの家~
RC造(鉄筋コンクリート造)で家をつくるということは一般的にはコストが高い選択のように思われますが、実際にはどうでしょうか? 建築工事とはそもそも立地条件や居住者構成など建築計画を取りまく環境の中で個々に最適な構法を検討する必要があります。住宅だから常に木造が優良とは限らないのです。